Python3 エンジニア認定基礎試験を受験してきました。また、合格し体験記が PythonED 様に記載されたようです。以下がそのリンクになります。
プロメテック・ソフトウェア株式会社 三上晋様の Python 3 エンジニア認定基礎試験合格体験記を公開しました
合格までの過程、Python3 エンジニア認定基礎試験の資格試験学習のメリットなどをまとめました。
受験までの学習方法
合格に至るまでの学習プロセスは、計画的に進めることが重要だと感じました。私は Dpro Exam や PRIME STUDY が提供する無料の模擬試験を中心に学習しました。これらの模擬試験は、公式問題集に近い形式で問題を出題してくれるため、本番で出題される内容に慣れることができ、非常に効果的でした。
最初は、基本的な文法やデータ型、制御構文など、Python の基礎部分から学び直すことを意識しながら進めていきました。公式ドキュメントやオンラインのチュートリアルを活用し、問題を解きながら理解を深めるというアプローチを取りました。
特に苦労したのは、リスト内包表記やジェネレーターなど、Python 独自の機能を正確に理解し、使いこなせるようにすることでした。これらは、試験に出る頻度が高く、しっかりと身につけておく必要がある項目でもあります。
使用した参考書と学習リソース
私が受験にあたり利用した主な参考書と学習リソースは以下の通りです:
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Python チュートリアル — Python 3.12.6 ドキュメント
Python の基本的な文法や機能について、非常に詳しく解説されています。特に標準ライブラリや細かい文法の確認に役立ちました。 -
[Python コーディング規約]PEP8 を読み解く #Python3 - Qiita
試験対策として、他の受験者がまとめた記事は非常に参考になりました。出題傾向や注意すべきポイントが分かりやすく整理されています。 -
徹底攻略 Python3 エンジニア認定基礎試験
この電子書籍は、試験に必要な知識を網羅的に解説しており、理解を深めるための演習問題も多く含まれています。試験対策としては必須の教材でした。 -
ディープロ | DIVIC
Python エンジニア試験に特化した模擬試験を提供しており、実際の試験形式に慣れるための最適なリソースでした。時間を測りながら演習することで、本番に備えることができました。 -
PRIME STUDY(プライム・スタディ) – Python 試験と PHP 試験の無料模擬試験サイト
こちらも無料で提供されている模擬試験で、試験直前の総仕上げとして役立ちました。多様な問題が出題されるため、試験範囲の全体を復習するのに最適です。
これらのリソースを組み合わせて学習することで、効率よく試験対策を進めることができました。
Python3 エンジニア認定基礎試験の特徴
国内における Python に関する資格試験は限られており、その中でも Python3 エンジニア認定基礎試験は、IT スキル標準(ITSS)にも掲載されている数少ない資格です。実際、国内で「Python3 に関する資格」といえば、この試験が最も広く認知されており、重要な位置づけにあります。
この資格は、以下のような方に特にお勧めです。
- Python を実務で使っているが、再度体系立てて学習したい人
- これから Python を実務で使用したい人
- 趣味で Python プログラミングを学習している人
私の場合は、(1)に該当します。実務ではすでに Python を使っていましたが、資格試験の学習を通して、文法の規則の再確認や、標準ライブラリの使用方法の理解の深化など、今まで気づかなかった新しい発見がいくつもありました。特に、日常的に見落としがちな細かい部分や、効率的な書き方について深く考え直すきっかけになりました。
合格後の感想と今後の展望
試験を通じて、Python の基本的な知識をしっかりと体系立てて学ぶことができたと感じています。実務で Python を使う際、効率的でミスの少ないコードを書くための基礎力が向上したことを実感しています。
今後は、Python3 エンジニア認定実践試験の合格を目指し、さらなるスキルアップを図りたいと思っています。特に、データサイエンスや自動化の分野での Python 活用に注力し、より実践的な知識と技術を習得していく予定です。また、試験勉強で得た知識を、実務の中でさらに活かしていけるように、引き続き学習を続けていきたいと思います。
おまけ
合格体験記記載の特典として、Python 試験マスコットぬいぐるみをもらいました。戦利品として私蔵しておきます。